姫薊。
本州(近畿以西)から九州の林内に自生する
一年草で晩夏から秋にかけて赤紫色の花を咲かせます。
茎、葉、花など全体的に細い感じで草丈2m近くになる場合もあります。
野薊。
本州、四国、九州に自生する
多年草で、春から初夏にかけて赤紫の花を咲かせます。
煙管薊。別名マアザミ、サワアザミ。
本州から九州の湿地や湿原に生える
多年草で初秋に紫の花をつけます。
薩摩薊。別名サツママアザミ(薩摩真薊)。
九州の火山地帯周辺の湿地に生える多年草で秋に赤紫の花を下向きにつけます。
山薊、ツクシヤマアザミ(筑紫山薊)。
四国西部から九州の草原に生える多年草で茎立ちになり、秋に赤紫色の花を多数つけます。総苞は反り返り、鋭いとげ状になります。
筑紫薊。
北部九州の野山に生える多年草で秋に赤紫の花を数個つけます。総苞は針状になります。
根生葉は開花時期にはなくなります。
柳薊、ウラジロヤナギアザミ(裏白柳薊)。
山口県から四国・九州の草原に生える多年草で秋に赤紫色の花をつけます。中型の頭花をつけ総苞はべたつきます。