フウロソウ科 フウロソウ属

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フウロソウ属
学名 : Geranium

現ノ証拠、別名ミコシグサ(神輿草)、マツリグサ(祭り草)。
空き地や田んぼの土手などに生え、秋に赤紫、白色もしくは中間色のピンクの5弁花をつける薬草(多年草)です。

亜米利加風露。
葉は手を広げたような形になり、春に小さな白い花をつけます。

高嶺郡内風露。
高山帯の開けた草地に生える多年草で、夏に紫色の5弁花をつけます。

小風露。
本州宮城県伊何から九州の山地の林下に生え、晩夏から初秋に小さな白い花をつける多年草です。
ゲンノショウコの白花によく似ますが、本種はガクや葉の裏に白い毛が生えています。また、葉は深く切れ込み、3裂ないし5裂します。

伊予風露、別名シコクフウロ(四国風露)。
本州東海地方以西から四国・九州の山地の草原に生える多年草で晩夏から初秋に赤紫色の網目状の筋が入るピンクの花をつけます。5弁花で花弁は3裂するものもあります。

立風露。
本州東北以南の山地草原に生える多年草で秋にピンクの花をつけます。
葉は鋸歯があり掌状に深烈し対生します。

姫風露。
本州四国の一部石灰岩地に生える二年草で、ヨーロッパからアジアにも広く分布しており、道端に生えているものは近年ヨーロッパから帰化したものと考えられています。
晩春から初夏にかけてごく小さなピンクの花をつけます。ガクには線毛と白い毛が生えています。

乙女風露。
ヨーロッパ原産の二年草で春に赤紫の小さな5弁花をつけます。花弁の先端はサクラのようにへこむ。
葉は円形で深裂し、対生します。