ユキノシタ科 ネコノメソウ属

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ネコノメソウ属
学名 : Chrysosplenium

山猫目草。
草丈20cm以下の多年草で、北海道の一部から九州の沢や谷などの水辺に群生し、春にごく小さな黄色い花を咲かせます。

黄金猫目草。
関東地方から九州の山地のやや湿った場所に生える一年草で早春に小さな黄色い花を付けます。

白花猫ノ目草。
本州近畿以西から四国、九州の山地の谷沿いなど湿った場所に生える多年草で早春に小さな白い花をつけます。葯は赤茶色で白とのコントラストが美しい。

岩牡丹、別名ミヤマネコノメソウ(深山猫の目草)。
関東以西の太平洋側の山地の渓流沿いの湿った場所に生える多年草で早春に小さな黄色みを帯びた花をつけます。苞葉は黄色くなる場合が多いのですが、古処山のイワボタンの托葉は緑色です。
葉は黒っぽい色で楕円形で鋸歯があり、対生します。茎は赤みを帯びている場合が多いようです。

猫の目草、別名ミズネコノメソウ。
北海道から九州のやや薄暗い渓流沿いや山田の水路脇などに生える多年草でごく小さな黄色い花をつけます。苞葉の基部は、黄色みを帯びていることが多い。

立猫の目草。
本州関東地方以西から四国九州の山地の林内に生える多年草で早春にごく小さな黄緑色の花をつけます。

筑紫猫の目草。
九州の山地に生える多年草で早春に薄緑色の小さな花をつけます。

岩猫の目草。
本州から九州の羅陽樹林帯の谷沿いに生える多年草で春に小さな緑色の花をつけます。小さな植物で草丈は10cmに満たないほどです。

筑紫猫ノ目草。
四国の一部と九州の山地の谷沿いなどに生える多年草で春に黄緑色の花をつけます。花弁に見えるものは苞で、よく似たコガネネコノメソウはこの部分が鮮やかな黄色です。