鬼百合。
朱色に黒い斑点のある目立つ花をつける
多年草です。葉の付け根に黒紫の
ムカゴができます。
茎は紫色を帯びることが多く、白くて細かい毛が生えています。
鹿ノ子百合。
九州や四国の山地の崖などに自生し、夏に花を咲かせる
多年草です。
新鉄砲百合。
テッポウユリ(葉はやや広い)と
タカサゴユリ(花の外側に赤みがある、台湾原産)の交雑種で、葉は細長く夏から初秋にかけて白い花を咲かせます。
高砂百合。
台湾原産の
多年草で観賞用に導入されましたが最近では道端や空地にも広がっているようです。
鉄砲百合。
種子島以南に自生していた
多年草で初夏にラッパのような白い花を咲かせます。花が美しいので各地で栽培されています。
小鬼百合。
各地の山地のやや湿った場所や海岸に生える
多年草で晩夏に黒い斑点のある赤橙色の花をつけます。
良く似た
オニユリは葉脇に
ムカゴを付けますが、本種にはできません。
野姫百合。
九州から沖縄の山地草原に生える多年草で夏に赤橙色の花をつけます。
コオニユリに似ていますが、本種の花は小さくて斑点が無く、花弁は反り返りプラスティックや蝋のような質感で下向きに咲きます。
姫百合。
本州から九州の山地の草地や湿地に生える多年草で夏に赤橙色の花をつけます。花弁には黒い斑紋があります。