ユリ科 カタクリ属 カタクリ

カタクリ
片栗。
本州以北、四国・九州ではまれに林床に見られる多年草で春に赤紫の花をつけます。花はうなだれて咲き、花弁の先端は後方に反り返ります。
葉は単子葉植物にしては広く楕円形で斑が入る場合が多いようです。落葉樹林内で日の射す春の間だけ葉を付け、夏には枯れてしまいます。
成長は遅く、花が咲くようになるまでは8年ほどかかるようです。
昔は本種の鱗茎からデンプンを採って片栗粉と呼んでいましたが、現在はジャガイモなどのデンプンを片栗粉と呼んでいます。
学名 : Erythronium japonicum

カタクリ
カタクリ カタクリ
カタクリ 春 赤紫
カタクリ 広楕円形 全縁 斑が入る