タヌキモ科 タヌキモ属 ムラサキミミカキグサ

ムラサキミミカキグサ
紫耳掻き草。
北海道から九州の湿原に生える草丈10cm程度の小さな多年草で初秋にごく小さな紫色の花をつける食虫植物です。タヌキモは葉の付け根に捕虫嚢がありますが、本種は泥の中に捕虫嚢を持っています。
果実は耳かきのような形をしていて名前の由来になっています。
葉も小さく数mm程度でヘラの様な形をしています。
小さな植物でごく浅い湿地と他の大きな植物が生えないような条件の限られた場所にしか生えないようです。
学名 : Utricularia yakusimensis

ムラサキミミカキグサ
ムラサキミミカキグサ ムラサキミミカキグサ
ムラサキミミカキグサ 初秋 ごく小さな紫色の花
ムラサキミミカキグサ 耳かきのような果実 紫 褐色