はなQクイズ『なにこれ?
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ゴマノハグサ科 ハマジンチョウ属 ハマジンチョウ

ハマジンチョウ
浜沈丁、別名モクベンケイ、キンギョシバ。
南方系のマングローブを構成する低木の一種で沖縄県から九州西岸と三重県の海岸に自生しています。
光沢のある厚手の葉は楕円形で先がとがり、枝先にまとまって付きます。
花は葉脇から出て5裂する紫色で内側には白い筋が入ります。
実は先端がとがった球形で、コルク質で水に浮き海流に乗って分布域を広げます。潮流の穏やかな砂嘴などの波打ち際にとどまって発芽します。見学する場合には潮時を見て出掛けるのがよいでしょう。
花や葉がジンチョウゲに似ていますが、花はジンチョウゲに比べるとだいぶ大きい。
学名 : Myoporum bontioides

浜沈丁
ハマジンチョウ 浜沈丁
ハマジンチョウ 晩冬 紫色に白い筋 小さい花
ハマジンチョウ 春 先がとがった球形の実
ハマジンチョウ 楕円形 互生 葉先はとがる
ハマジンチョウ 若枝は茶褐色 葉の跡が残る
ハマジンチョウ ごつごつした灰色の樹皮