ラン科 ツレサギソウ属 オオバノトンボソウ

オオバノトンボソウ
大葉ノ蜻蛉草。
本州から九州の丘陵地や林内に生える多年草で夏に緑色の花を数個付けます。
花は尻尾のような長い距という部分があり、トンボに似ていることからこの名があります。
距は下に反っています。また舌弁は細長く後ろに反り、両脇にある花弁のようなものは側ガク片でこれも細長く後ろに反っています。茎は四角形ではっきりした稜があり、葉は細長く3枚ほど付きます。
本当に目立たない草本で草むらのまぎれていると見落とすことが多いのではないでしょうか。
学名 : Platanthera minor

オオバノトンボソウ
オオバノトンボソウ オオバノトンボソウ
オオバノトンボソウ 夏 黄緑 下にたれた長い距が目立つ
オオバノトンボソウ 細長い葉 全縁
オオバノトンボソウ 四角い茎