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ソバとミゾソバ
最終更新日:2012/12/20
ソバとミゾソバ
ソバとミゾソバは、同じタデ科の植物ですが生育する環境が異なり、ソバは食用となる実をつけるのに対してミゾソバは雑草で田んぼに生えると厄介です。
ソバ 蕎麦
ソバは、一年草で畑に植える作物です。
実を粉にひいてソバを打ったり、ソバガキにして食べていましたが、最近ではクレープ状にして食べるほか、スプラウト(もやし)が人気になっています。
昔は蕎麦の実の殻(ソバガラ)を枕に詰めていました。適度な硬さと吸湿性を持ち、ものを大事にする日本人の工夫の産物だと思います。
小さな白い花が穂先に固まって付き、赤紫の葯が目立ちます。
ミゾソバ 溝蕎麦
姿形がソバに似ていて田んぼのあぜ等に生えますが、水につかっている節の部分から多くの白い根が発生し土をがっちりつかむように生えます。
最近の研究では、成長が早く地中の有毒物質を効率よく吸収することから、有効利用が検討されています。
花はピンクで茎の先端に固まりになって付きます。
その他の似たもの
など。
ちなみに花びらに見える部分はガクです。