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ふねんせい

  
                 
  

ふねんせい
不稔性
花が咲いても種子ができないこと。
交雑種では両親の染色体数が異なるとうまく生殖細胞ができない場合がある。
たとえば片親の染色体数が2nで他方が4nだと子の染色体数は親から半分ずつ受け継ぐため3nになり、花粉や子房ができないことになる。
このような性質を利用したものに種無しスイカがある。先ず2倍体(2n)の親の種を薬品で処理し4倍体(4n)の個体を作る。その後、2倍体と4倍体の個体を交配して3倍体の種子ができる。これを植えても種子はできない。