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へいきんこん ~ ぼうしゅ

                 

へいきんこん
平均棍
通常昆虫は4枚の羽を持つが、双翅目の昆虫(ハエやアブ)は後羽が退化して棍棒(先が太い棒)のような形をしている。
なぜそのような形になっているかはまだ明確には分かっていない。

へいさか
閉鎖花
目立つ花びらは無く、同じ花の中の雄蕊の花粉を雌蕊に受粉させるもの(虫などの媒介は無い)。親と同じ遺伝子を持つ子ができる。
普通の花は開放花と呼ばれる。
ツユクサ科スミレ科の植物、センボンヤリなど。

ほう
開花するまでつぼみを覆って花を保護する葉(苞葉:ほうよう)のこと。キク科の植物などでガクのように見える部分。

ほうし
胞子
シダ植物やキノコなどが増えるために作る細胞で風によって運ばれ、湿った場所で新しい個体が生えてくる

ほうよう
苞葉
花を抱くように付いている葉が変化したもののこと
必ずしも緑色ではなく花びらのように見える
ドクダミの白い部分、ポインセチアの赤い部分など

ほだぎ
榾木
キノコを栽培するための木
キノコは生える種類の木が決まっている
シイタケはブナ科、とくにクヌギのホダギで栽培すると肉厚で良質のものが多数採れる
室内のおがくずで栽培したものなど足元にも及ばない
数年で腐ってしまうため順次入れ替えていく

ほふくけい
匍匐茎
つるになって地上を這う茎。節々から根や茎を出して新しい株を作る。
オランダイチゴユキノシタなどに見られる。
匐枝ランナーともいう。

ぼう
のぎ、のげと読むことも。
イネ科の植物の実の先端にある針状の毛のこと。
芒の長さや有無で種を特定する目安としても使われる。

ぼうしゅ
芒種
季節を知るための二十四節気の一つ。
6月5日か6日。
イネムギなどの穂の出る穀物の種を芒種といい、二十四節気ではこれらの種をまく時期をさす。