草花や樹木の図鑑　はなQ

旱蓮木、別名キジュ（喜樹）。
中国原産の高木で、小さなバナナのような実を球状につけます。
花期は夏で初め雄蕊が目立ち白く見えますが、やがて雄蕊は落ちて雌蕊が目立つようになり黄緑色に見えます。

中国原産のシナサルナシ（またはそれをニュージーランドで品種改良したもの)で雌雄異株のつる性の小高木です。
その実は果物のキウイフルーツとして親しまれています。

木大角豆。
中国中南部原産の落葉高木で初夏に白に赤紫の斑点のある花を房状につけます。
大角豆（ササゲ）に似た細長い実を多数つけます。
葉は大きく広卵形でキリに似ており、３輪生します。

近畿以西の沿岸部などに自生する常緑小高木で樹高数ｍになります。雌雄異株で秋に小さな黄緑色の花を付けます。

楠。
暖かい地域に自生し、大きく成長する常緑広葉樹です。初夏に白っぽい花を咲かせ、秋には青黒く熟す実がなります。
木からは樟脳が取れ、昔から防虫剤として使われてきました。

葛。
つる植物で、他の木などに巻きつき非常に大きくなります。赤紫の花をつけます。葉は3枚1対です。

梔子。
初夏に白い花が咲く落葉低木です。花は大きく切れ込むものや八重のものなどがあります。

鉄黐。
関東以南に自生するかなり大きくなる常緑高木で秋に赤い実がなります。雌雄異株で春に黄緑の泡っぽい花が咲きます。