草花や樹木の図鑑　はなQ

渥美芥子、別名セティゲルム。
北アフリカから南ヨーロッパ原産の一年草で春に紫色の花を咲かせます。
麻薬成分を含んでいるため栽培すると罰せられますのでご注意を。

犬芥子。
田んぼの畦や道端に自生し、春から初夏にかけて小さな黄色い花を咲かせる一年草です。
スカシタゴボウとよく似ていますが、本種の実は細長いのが特徴です。

犬薺。
北半球の広い地域に分布する越年草で、道端や畑、荒地などに生えます。春から初夏にごく小さな黄色い花をつけます。畑などでは分枝し30cm近くになりますが、荒地などでは分枝せず１本立ちになり5cm程度で開花します。

犬陰嚢。
本州以南に自生する一年草で、春に小さな白い花を咲かせます。

川苣。
中部以西に自生する越年草で、川岸や水田などの少し水をかぶるような場所に生えます。
晩春から初夏にかけて葉脇から花枝を出し小さなうす青色の花を塔状につけます。
葉は楕円形で対生し、細かい鋸歯があります。

黄金猫目草。
関東地方から九州の山地のやや湿った場所に生える一年草で早春に小さな黄色い花を付けます。

白犬薺。
世界各地の海岸や草地に生える越年草で春から初夏にごく小さい白い花を茎先端につけます。

銭葉葵。
夏に薄紫色の筋の入った白い５弁花をつける越年性の一年草で帰化植物ですが原産地はあいまいでユーラシア大陸とされています。